自宅のバラの紹介

2009年5月、何を血迷ったか、「庭でバラを育て、美しいローズガーデンにしたい。」と急に思い立ち、千葉県八千代市にある京成バラ園へ。満開の美しいバラ園を見て興奮し、ガーデンセンターで新苗を購入したのが、そもそもの始まりです。
それ以来、少しづつふやしていき、11種類12株のバラ(ミニバラを除く)を育てるようになりました。日当たりの良い場所は限られているので、そろそろ打ち止めとなりそう(?)です。京成バラ園で購入したのが最初のせいか、フランス・メイアン社のバラが多いです。病気に悩まされるのはいやなので、本などを参考に、病気に強く育てやすそうな品種で、アンティークタッチのデザインのバラを選んでいます。
最初は全くバラに関する知識がないまま始めましたが、NHK出版のバラの本を幾つか購入して勉強し、何とか順調に(?)生長しているようです。
バラは病害虫に弱いですが、私の場合、以下のような対策を講じています。
殺菌剤
3月下旬〜10月下旬まで1週間〜2週間の間隔で噴霧器で散布する。
サプロール→トップジンMゾル→サプロール→ダコニールの順番を繰り返す。殺菌剤には展着剤ダインを混合しています。
殺虫剤
株元に、オルトラン粒剤をまくのを基本とし、非常時のみベニカスプレーやオルトランのエアゾールを使用する。
(噴霧器で殺虫剤を散布すると、何となくマスクをしていても、体に悪そうなので)
ところがクイーン オブ スウェーデンがハダニにやられてから、殺菌剤に「粘着クン」を混ぜて噴霧することにしました。
肥料
寒肥に牛ふんを施し、追肥はプランターのバラには固形の油かすをたっぷりと、地植えのバラには控え気味に施しています。
以上の条件で育てた場合の、各バラの特徴を紹介いたします。
写真をクリックすると拡大写真が表示されます。
ピエール ドゥ ロンサール バラ

ピエール ドゥ ロンサール

フランス・メイアン社 1986年作出
2009年5月に新苗を購入。大型のテラコッタのプランターでオベリスク仕立てで育てています。
黒星病:発症していない。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン腫病:発症していない。
有名な一季咲きのクライミング ローズです。少し返り咲くこともあるようですが、家ではかたくなに一季咲きを守っています。二年目から順調に育っていて、花付きが良く、花もちも良いです。花は大輪で美しいのですが、香りはほとんどありません。プランターで育てていますが、生長力おう盛です。

ルージュ ピエール ドゥ ロンサール バラ

ルージュ ピエール ドゥ ロンサール

フランス・メイアン社 2002年作出
2009年5月に新苗を二株購入。ひとつは大型のテラコッタのプランターでオベリスク仕立てで、もうひとつは地植えのオベリスク仕立てで育てています。
黒星病:発症していない。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン腫病:プランターで育てた方が2010年秋に発症した。
ピエール ドゥ ロンサールの名前がついていますが、全く親子関係はなく、日本では販売戦略上、このように命名されたようです。一応四季咲きのクライミング ローズということになっています。家では晩秋まで咲くことは咲きますが、大した数ではありません。花付き、花もちは良好で、香りは中程度です。一枝に幾つも蕾がつきますが、全部咲かないで、蕾のまま終わることもあるのが残念。根頭ガン腫病に罹つたバラは、患部をナイフで削って殺菌剤を塗布し、そこにおまじないとして殺菌効果のありそうな銅板を置いています。一応枯れることなく育っています。大型のプランターにオベリスクを設置していて、植え替えができないので、ガンは再発するので、適宜削っています。またプランターで育ててもいるので、地植えに比べれば生長力、花付き力は劣っています。

レオナルド ダ ヴィンチ バラ

レオナルド ダ ヴィンチ

フランス・メイアン社 1994年作出
2009年5月に新苗を購入。地植えのオベリスク仕立てで育てています。
黒星病:2009年梅雨に少し発症した?  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン腫病:発症していない。
シュラブ状に育つバラで、生育おう盛です、小型のクライミング ローズとして育てることができます。但し、枝が固くて折れやすく、トゲも大きいため、1月の寒い日にすべての葉を落として、オベリスクに巻きつける作業は困難を極めます。フェンス仕立ての方が楽でいいです。数輪の房になって、すべて開花するさまは見事で、「いつまで咲いているの?」というくらい、花もちは良いです。返り咲きとはいうものも、家ではそれほど秋には咲きません。香りはほとんどありません。

シルバー スター バラ

シルバー スター

ドイツ・コルデス社 1966年作出
2009年5月に新苗を購入。樹脂製の大型プランター(オーストラリア・コタポット)で育てています。
黒星病:発症していない。  うどんこ病:2009年秋に少し発症した。  根頭ガン腫病:発症していない。
直立性のブルー系のバラで、花付きはまあまあ、花もちもまあまあです。5月から10月までたくさんではないですが、繰り返し咲いてくれます。NHK出版の「バラ大百科」に書いてあるように、夏場に落葉現象があります。枝はそれほど広がらないので、狭いスペースで育てられるでしょう。香りは強く、花は大輪です。細い枝に花が咲く時はうつむき加減に咲き、太い枝に花が咲く時は上を向いて咲きます。

クイーン オブ スウェーデン バラ

クイーン オブ スウェーデン

英国・デビッド オースチン社 2004年作出
2010年5月に鉢苗を購入。地植えで育てていましたが、病害虫に弱いので、2012年6月に樹脂製の大型プランター(イタリア・セラルンガ)に植え替えしました。
黒星病:2010年梅雨に少し発症した?  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン腫病:発症していない。  ベト病:2012年5月に発症した。
直立性のバラで、花は上を向いて咲きます。花付きは良く、イングリッシュ ローズにしては花もちはまあまあです。蕾はアプリコット ピンクですが、花が開くにつれ、パステル ピンクになり、とても美しいです。四季咲き〜返り咲きということになっていますが、2010年は夏以降、小さな一輪しか咲きませんでした。また独特のくすんだ色の葉はハダニの大好物らしく、ハダニ対策は必須です。香りは中程度です。生長力は旺盛で、枝が高く伸びていきます。

クレア オースチン バラ

クレア オースチン

英国・デビッド オースチン社 2007年作出
2010年5月に鉢苗を購入。樹脂製の大型プランター(イタリア・セラルンガ)で育てています。
黒星病:2011年初夏に発症。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン腫病:発症していない。
シュラブタイプのバラで、細い枝がいろいろな方向に広がり、場所を取ります。花付きは良いのですが、イングリッシュ ローズらしく(?)花もちは悪く、咲いた次の日には花びらがすべて落ちることがよくあります。蕾の時は薄い黄色ですが、咲いていくにつれて白くなっていきます。薄い繊細な花びらが幾重にも重なる様は美しく、香りも強いです。5月から10月まで繰り返し咲いてくれます。2011年6〜7月の梅雨はあまり雨が降らなかったので、2週間ごとに殺菌剤を散布していましたが、黒星病に罹ってしまいました。

レモン&ジンジャー バラ

レモン&ジンジャー

アメリカ・ジャクソン&パーキンス社 2008年作出
2010年10月に大苗で購入。地植えで育てています。
黒星病:発症していない。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン種病:発症していない。
ブッシュタイプの比較的場所を取らないアメリカ出身のバラです。直立性のバラということですが、太陽に向かって枝が曲がるので麻ひもで少し補正しています。二番花の蕾をつけるのが早く、四季咲き性は非常に良いです。生長力は非常におう盛で、ベーサルシュートが二本同時に出てきたり、枝を切っても切っても、枝分かれしてどんどん伸びて、蕾がついて咲いていくという強靭なバラです。ただ枝が伸びすぎて自立できないのが困りもの。麻ひもで支えないと風で枝が折れてしまいます。美しい花ですが、この生長力は肥満のアメリカ人を想起させます。香りは中程度で、可憐な感じのバラですが、トゲは鋭いです。

ボレロ バラ

ボレロ

フランス・メイアン社 2009年作出
2010年10月に大苗で購入。地植えで育てています。
黒星病:2011年初夏に発症。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン種病:発症していない。
メイアン社のバラなのに、イングリッシュ ローズ(シャリファ・アスマ)の血をひいていて、あまり場所を取らないということなので、花壇の狭いスペースに地植えしています。見た目はイングリッシュ ローズそのものという印象ですが、ご本家より花もちが明らかに良いです。メイアン社のバラの方が関東の気候に合っているのかもしれません。花付きも良好で、二番花もたくさん蕾がつき、四季咲き性も良いです。香りは非常に強く、ご本家に負けていません。難点はうつむき加減に咲くので、今は地べたに這って写真を撮らなければなりません。クレア・オースチンと同じ時期に、黒星病に罹ってしまいました。

伊豆の踊子 カルト ドール バラ

伊豆の踊子(カルト ドール)

フランス・メイアン社 2001年作出
2010年10月に大苗で購入。地植えで育てています。
黒星病:発症していない。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン種病:発症していない。
メイアン社のバラですが、和名が付いているバラです。これは河津バガテル公園の開園記念に贈られたバラのためで、海外ではカルト ドールと呼ばれています。遅咲きのフロリバンダで、見事なまでの直立性で咲きました。まだ植えて日が浅いため半剣弁咲きですが、何年かするとロゼット咲きに変わるようで、期待しています。鮮やかな黄色でバックのカイズカイブキの緑によく映えます。花付き、花もちは非常に良いですが、香りはそれほどでもないです。このバラのおかげで、庭が明るくなったように思います。

バレンシア バラ

バレンシア

ドイツ・コルデス社 1989年作出
2010年10月に大苗を購入。樹脂製の大型プランター(オーストラリア・コタポット)で育てています。
黒星病:発症していない。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン腫病:発症していない。
京成バラ園のカタログでは、横張り性なのにプランターOKとなっていたので、大型プランターで育てています。最初の1年目は枝が細めで、いろいろな方向を向いて咲き、ちょっと邪魔くさいところがありましたが、2年目は比較的直立にしっかりした枝に咲きます。花付き、花もちとも良いです。巨大輪なので、幾つもの花が咲く姿は迫力があります。香りは中程度です。

アンブリッジ ローズ バラ

アンブリッジ ローズ

英国・デビッド オースチン社 1990年作出
2012年3月に大苗を購入。樹脂製の大型プランター(イタリア・セラルンガ)で育て始めましたが、クイーン オブ スウェーデンの後釜として地植えに移動しました。
黒星病:発症していない。  うどんこ病:発症していない。  根頭ガン腫病:発症していない。
「”完全”四季咲きで、直立性。花もちが良く、香りが強い。ある程度、耐病性がある。薄いピンク系のバラであること。」という条件のもと、ネットの評判を頼りに選んだバラです。プランターから地植えに移動という試練を乗り越えましたが、ネットの評判通り、香りが強く、花もちが良く美しい花を咲かせました。

   
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